家を売るときに知っておくべき事 NO.1
今回のテーマは、「境界について」です。
今、一戸建てにお住いの方は、ご自身の家の境界線（境界ポイント）を把握していますか？
開発団地等の大規模な分譲地や最近造成された分譲地等であれば、ポイントが設置されていますので、把握している方が多いと思いますが、旧市街地等にお住まいの方は、意外と境界線（境界ポイント）をご存知ない方が多いと思われます。
ブロック塀があれば、その中心や側面とある程度の判断はできますが、お隣の方の見解が違う場合も見受けられます。また、境界線上にあるブロックがどちらの所有物かまたは、共有物なのかなど売却には必ずお隣の方と確認を取っておく必要があります。また、その様なブロック塀など何もなくただ単に通路として使っていたらもしお隣との見解が違えばかなり大きな問題になります。
境界線（境界ポイント）は、自分だけの判断で決まるものではなく、隣地の方の了承が必要です。自分はここだと思っていても、お隣の方がそこではないと言われると、その家を購入された方は元の所有者いわゆる売主様に解決を求めるでしょう。
その時売主様はどうされますか？
家の売買契約が終わり、いざ家を引き渡そうとすると隣地の方が、境界線（境界ポイント）は、そこではないとなると土地面積が増えればともかく、土地面積が減れば大変なことになってしまいます。
不動産を売却される場合は、まず問題点を把握することから始まります。問題点があれば解決したうえで売却に入ることをお勧めいたします。
境界線（境界ポイント）がわからなければ売却できないということではありません。
わからなければわからないなりに、売却ができる方法があります。どのように売却活動を進めていくかは、お客様のご事情をお聞きしたうえで、問題点を把握し最善の方法をご提案をさせて頂きますのでお気軽にお声がけ頂ければ幸いです。
（株）アクト 本店 寺井登志緒
